深夜の更新ですが・・・
興奮さめやらぬので「いちご同盟」の感想を書いておきます。
これね。
なんでだろう・・・中学時代に、一部を読んでいて、大まかな話の流れは知っていたのに、もう一度、読みたくなった。
それが、8/23くらいかな?
図書館で予約するも、意外にも予約が入っており(おそらく、中学生か何かの読書感想文に指定されていたりするのだろう・・・夏休みだったし。)、受け取ったのが9/8だった。
最初は、カフェで読もうと思っていたが、周りがうるさくて、読むことができなかった。
しかも、2回も・・・。
いや〜〜〜、しかし、心が、揺さぶられた!
感動したよ、私は!
以前読んだ時は14歳だったけれども、おそらく、15歳の時に読んでいたら「ありきたりな話」で片付けてしまっていたので、今読んで、良かったと思う。
あ、ちなみに私は最初の方は野球ルールが全然分からないので、斜め読みした部分も、あります。
後から戻ったりしたけど。。。
なんといっても、直美が、可愛いのなんのって・・・!
悪性の腫瘍ということで、結局はガンなんだろうし,15歳だと本当にガンの進行も早いと思う。
ある程度「亡くなるのだろうな」という予測はできたけれども、最初に最後を読んでから、元に戻ったら、涙が止まらなくなりました〜><!
悲しいんじゃなくて、感動で。。。!
あ〜、直美、こんなに一生懸命生きていて、こんなに可愛いのに、亡くなってしまうんだな〜っていうのがなんだか切なかった。
それとともに、足がなくなっても明るい直美はすごいと思ったし、あとは足がなくなった直美に対して優しくする徹也も良一も優しいと思った。
いくら美人だったり可愛くても、足がなくなったら相手にしてくれなくなる男の子はたくさんいるだろう。
しかし、一瞬、冒頭の野球の話の分からなさに、そのまま返却してしまおうかと思ったけれども、本当に、読んで、良かったよ。
1回、さらっと読んで、それから、もう一回細かく読んでもせいぜい1時間半くらい・・・
その1時間半で、私はかなりたくさんの、経験をしたことになります。
まあ、自分と重ね合わせて、自分の中学時代が、いかに恵まれていたのかとか、あとはやっぱり少し設定が古いなぁとか(携帯も出てこないしね)、今だったら、直美と良一はメールできるのになぁとか、思う部分もあったのは事実だけれども。。。それでも、良かったよ!
私は理系なので「現代の医学だったら、直美は足を切らずに済んだのかもなぁ」とかも、読みながら思ってしまう面もあったのだけれども、それでもそれでも、良かったよ、、、!
う〜ん、しかし、これはあくまで私の見解に過ぎないけれども、心が通じ合っているのは、直美と良一の方なんじゃないかと思った。
直美をきっかけに、良一のピアノは良くなったので。
しかし、まあいかにも良一は芸術家気質というか・・・普通に生活していたら、徹也とは馬は合わないだろうなぁというか。。。w
私の中学や、私の周りには芸術家気質の人は割とたくさんいたのだけれども、他の環境だったら、芸術家気質は少ないのかな、一人だったら、確かに辛いだろうなぁとか、そんなことも、考えましたね。。。
続き(良一が、大人になってから)も、読みたいとも思いましたし。
良一が、ピアニストになって、直美は良一の心に生き続けてくれたら嬉しいな〜と思ったり。
意外に、徹也は平凡な人生を送っているのかもしれないな〜って思ったり。
でも、どこか直美が亡くなったのは嘘で、将来、結婚生活を送る直美と良一の姿が見てみたいな〜とか思ったり・・・そんなことを、いろいろと、考えながら、読みました。
う〜ん、三田先生、続編を書かないかな笑。
あとは「世界の中心に愛を叫ぶ」に似ているな〜とも思ったり。こちらは三角関係じゃないけれども。
でも、それでも健気で明るい直美の姿は、一生、私の中に生き続けることでしょう。
なんだか本を読んでいて、今にも実写版が見られそうなそんな気がしました。
どうして生まれてくるのか・・・は、魂を成長させるため・・・だと私は思っているのだけれども、そう考えないと、どう思うのだろうな〜とか、そんなことも、考えました。
いや〜、本当に、読んでよかったよかった。
まあ他にも考えたことはあるのだけれども、それはまた次回にでも。
しかし、こんなに一気に読んで、感動して、また読みたい・・・と思う小説はこの本以来だ。
また読もうかな。
もう3回くらいは読んでいますが・・・。
では、またね。
しかし今日・・・寝られるかな。。。
いや〜、それにしても心が潤った!
本当にありがとうございます。